新しい Soft66DB2を、試す


SG入力 -7.0dBμ CWも、聞き分ける事が出来る程、感度がUP

 1.Soft66DB2を試す

     光栄にも、Soft66DB2を試す、機会を、与えて下さいました。

     当然ながら、テストは、公平に、行いました。

     SG CW入力 -40dBμ にて、PowerSDRのSメータがS9を示すように、

     Soft66DB2出力を、サウンドカードの入力volumeにて、調整いたしました。

 
上:Soft66DB2出力を、S9に合わせる

下:比較の為に、Soft66DB出力( サウンドカード入力volumeは、同じ位置 SGは、同入力 )

     
      PowerSDRでの観測では、Soft66DB2が、以前のSoft66DBに対して、5.5dB アップ。

      自作のスペアナでの比較では、7.2dB アップ。

 

出力周波数の違いは、発振器の水晶の周波数の違いで、SG出力周波数は同じです。

 
     斯様に、新しいSoft66DB2は、以前のSoft66DBに比較して

     ノイズフロアが変わらずに、感度が7.5dB程アップしています、素晴らしい。

     例によって、7MHz帯を受信した出力を、お聞きください。( 感度upの為か? 以前のSoft66DBと比べて、少し、noisyに感じる )

          [ 後ほど気づいたが、今日20070403は、空電が多いようだ...このせいか? ジャミングと言うのかな? ]

     勿論、自作ソフトで、復調しています。 
     
     プリアンプも無いのに...何なん? 凄いで.....理屈は、全然解らん....


     このように、測定値が、多少異なるのは、測定器側の問題だと、思います。( SGは LEADER 3215 )

     特に、自作のスペアナは、瞬時値を表示していますので、最大値が、ヒョコヒョコ動きます。

     私は、50Ω負荷の時、 dBμ 、dBmの換算は、100dBμ EMF = -13dBm位で、計算しています。( dBmとdBμVの変換について   参照 )
 

2.で、実際のお空を聴いて見ると

     SG出力を観測している時は、-7.0dBμ まで、CWを、聞き分けられます。 ノイズフロアも、-130dBmと、低い。

           聞こえるだけなら、 -10.0dBμまで聞こえる。

         

     実際に、アンテナ( CHA250BX2 )を、繋いで見ると、ノイズフロアも、上がります。

            

     約15dB程、ノイズフロアが上がりますから、

     お空のCWを、聞き分ける事が出来るレベルも、 -7.0dBμ + 15dB = 8dBμ  と、なります。
 

3.Soft66DB2 組み立て時の注意点
 

   新しいSoft66DB2は、立派な ガラエポ基板で、出来ています。 


                                             


   ですので、ジャンパーも、不要で、組み立て易いです。

   しかし、組み立てたままでは、何も聞こえません...

   実は、発振器が、動いてなかったのです。 

   SJ1を繋ぐのを、忘れてました...済みません。 (^_^;;

   

   H.19.4.3