CPLDに入門


MAXUマイクロキット(CQ出版)

 1.CPLDにも入門

    トラ技2008/12月号に、「CPLDに200MHzで動作するPICエミュレータを実装」の記事があった。(実はバックナンバーで購入)

    MAXUマイクロキットを、年末に注文、年初に、商品到着。

    こらあ、おもろうて、止められん !

    きっかけは、Interface誌2009/2月号に「FPGAを用いたディジタル信号処理システムの設計」と言う記事に

    「なぜFPGAによるDSPを採用するのか」と言う、標題を見つけたからです。
 
      「つまり、順次処理である汎用DSPと比較すると、125倍のパフォーマンスを実現できることがわかります.....」

    と、凄いことが書いてあったからです。

    なんか、すごいなあ.......

    MAXUがトラ技2006/4月号に付いていたのは、知っていましたし、購入していました。

    しかし、今時、「パラレルポートを使う」と言うのが、気に入りませんで、使ってませんでした。

    MAXUマイクロキットは、USB接続ですし、USBブラスターケーブルにもなるそうなんで、思い切って購入。

    これで、CPLDを楽しめます。

    目標は、DDS制御、90度位相差を持つクロックを作る事、同時に、BPFの切り替え回路、LCD表示等です。

    CPUエミュレータなしでも、可能か? まだ、まったく解りません。

    HDL(ハードウェア記述言語)は、verilogHDLを使ってみたいと思います

    
なんせ、MAXUマイクロキットの、ナイトライダーの例題も、verilogHDLで書いてあることやし、これがええんちゃうやろか?

    まだ、全く解ってませんねん。

    そんなんで、ノイズ除去を調べるのは、お休みしています、ゴメンチャイ。

 2.verilogHDL開発環境は?

     Altera社のQuartusUweb editionを使います。最新版はver8.1ですが、ライセンスは不要です。(登録は必要です)

     QuartusUweb edition使って、論理回路をverilogHDLで記述し、テストベンチなるものの例題を使ってみたのですが、

     QuartusUweb editionは、うまく動作しません。

     QuartusUのハンドブックをdownloadして調べてみましたら


        ModelSim-Alteraを、単独で動かす事が必要らしいんです。

    そんで、ModelSim-Alteraを、単独で動かしています。

 

 3.で、その手順は

    QuartusUのハンドブックそのままですが、メモっておきます。

    デスクトップの、ModelSim-Alteraショートカットをクリック。



    @ Change Directory


    A Create the work library


    B Compile

    test.vがテストベンチ、adder4.vが調べたい論理回路

    C menu->Simulation  Start Simulationを選択


    ダイアログが表示される。

    テストベンチを選択、

    次に、libraryを選択(click Libraries)  ...これは Simulateだけでは、不要かも。


    
    D  View menu から waveを選択




    E test1をwaveにドラッグドロップして、Simulate->runすると


    F zoom Full ボタンをクリックすると


    これで、テストベンチが動きました、 フー、やれやれ (^_^;;

    QuartusU内で、できるかも知れませんが、私は、まだ解っていませんねん。

    「 わかるVerilogHDL入門 木村先生 CQ出版 トラ技special No.95 」を、読み始めましたので、

    当分の間、ホームページ更新できませぬ、ご容赦 m(__)m

H.21.1.11