ΔΣ-ADC実験編 その26 filterは何処に置く?

 
7000KHz input->ΔΣ-ADC->mix->182KHz->mix->1KHz                                                       7000KHz input->ΔΣ-ADC->mix->182KHz->CIC & fir LPF->mix->1KHz 

 1.迷っています

    前々節で、以下の構想を練りました。


    その通りにすると、ノイズフロアが悪化して、高調波も問題になってくるのです。

    反対に、 filterを一切通さない方が素直で、結果も優れています。

    こんな感じです。 なんか、変。


    しかしながら、1/1024 decimationの為に、CIC filterを通すと


  
              7000KHz input->ΔΣ-ADC->mix->182KHz->mix->1KHz->CIC filter->                                            7000KHz input->ΔΣ-ADC->mix->182KHz->CIC & fir LPF->mix->1KHz  

    これやったら、 「CIC & fir LPFを通したもの」( 右側 )のほうが、結果がよいですね。

    うーん、

    decimationは、 fir filterで行ってもいいのですが、

    decimation自体は、必ず必要なので、行わない訳には、いきません。

    ほんま、困ったで......

2.今回は、Xilinx社の Fir Compilerを、使ってみました

    使い方が、間違っているかも知れません。




    16 slice も、DSPに使うのは、勿体無い。


    で、

    Distributed Arithmeticにする。




    一応、それらしく動いているようですが

    なんせ、LUTの消費が激しいです。

    ベタ描きのほうが、いいかも........



H.22.12.26