Weaver方式SSB発生の、まねごと等

1.AD9851 DDS SGを、ケースに入れる

 アルミを折り曲げる事を、試してみたのですが、全く駄目....

 幅30cm、高さ5cmの、丁度よいケースをめっけたので、このケースに入れました。

 何が、丁度よいかと、言いますと、 

 無料のcadソフト、ar_cadで、レイアウトして、A4の横サイズが、ぴったし、30cm弱なんです。

 

 なんせ、中学1年の時、技術家庭科で、木工の塵取りを作った時、全然、板取りが合わなくて

 ガタガタの塵取りに、なってしまった、にがーい、思い出があります (T_T)

 このDDSの、ケース加工にしても、大分ましになったとは言え、近寄ると、欠点が、目に付きます。

2.Weaver方式SSBのまねごと

2KHzのsin波と、一番目のmultiplier1と掛け合わせた所 a点、フィルタ通過後のQ1 b点

a点の実測                                    b点の実測

ローパスフィルタ通過後、更にmultiplier2で乗算した Q2

Q2の実測

Q2+I2 、Q2-I2  (simulationでは、Q2がV(out1)、 I2がV(out2) )

Q2+I2                                                                                        Q2-I2

真ん中の周波数成分は、入力をゼロにしても、同じ大きさで残っている。

2回目の掛け算の時、残ったと、思われる。(プログラムでは、乗算は2つ飛びに、符号を変えて変調している)

このプログラムは、ここです。

このプログラムで、Weaverさんの方式を試せるのは、

最初のmulitplierと、2番目のmultiplierの周波数を、同じ Fs/4の2.5KHzに採ったからです。

普通は、Weaverさんの方式では、2番目のmultiplierの周波数を、非常に大きく採っています。

実験ですから、これで、済ましています、原理を探っているのですから。

レート変換でも、この、エリアスとの間隔は、変わらんでしょうか?

 

入力2KHz

 

   何故、まねごとかと、言いますと、実用に、なりそうもないからです。

確かに、SSBの発生を確認できましたが、ショボイです。

逆サイドバンドサプレッソンは、40dB取れるのですが、

サンプリング周波数10KHzの範囲で、見て見ると

2KHzの入力ですから、Fs/2のエリアスとは、4KHz離れていて、

エリアスが、取れそうで、まだいいのですが、これが500Hzと、なりますと

もう、怪しい....

このFs/2を境の、エリアスを、どうやってとるんやろ....

こんなもん、ディジタルフィルターでは、絶対取れない! ディジタルフィルタ自体、必ず、Fs/2を境に、エリアスが生じる

のですから....

実は、以前から実験している、フィルタータイプのSSB発生時も、この問題で、つまづいています。

エリアスが、近すぎて、急峻な外部フィルタでないと、取れません。

でも、8th order chebychev filter のシミュレーションを見て見ると

群遅延が、悪い....

これなら、何の為の、ディジタル方式SSBか、と、言うことになりますね。

レート変換は、救世主となるか? (実は、これ自体、よく解っていません。)

 

3.更なる理解を...

2191空挺団で、教えて頂いた、Scilab (サイラボと、読むそうです) 昨日から、始めました。

「TECH I シミュレーションで学ぶディジタル信号処理 尾知先生 CQ出版」読み始めました。

Matlabを使っている本なので、敬遠していたのですが、Matlabのクローン Scilabの存在を知って

この本を、読んでみる気に、なったのです。

Scilab、すごい機能を持っていますね....

まだ、2日目ですから、単位インパルスをグラフ表示するのが、精一杯ですわ...(^_^;;

Scilabが、サイラボと読むなら、Matlabは、マットラボでしょうね.......それ位、遠い存在なんです、Matlab。

このWEBの、以降の更新は、相当、時間が掛かりそうです。

 

H.18.3.3