PCBE.EXEと言うソフトを使わせて頂きました。
感光基板を、けちってます。
PCBE.EXEで製作した原版を、OHPシートに転写し
それを、アイロンにて、生基板にプレスする方法です。
この時、アイロンを押さえる力が難しいのです。
つい、力を入れて、アイロンを押さえてしまいます、 (^^;;
(これを、私は、アイロン道と、言うとります...)
ICのランドの、ホール部分が潰れている所がありますが、OKです。
最初は、両面の生基板があったので、コンパクトに作ろうと企んだのですが、2回ほど、失敗。
片面版にしました。
最終的に、こんな形になりました。
欲を出して、SGからのシグナルを増幅する部分(右側のオペアンプ2個)です。
パルスが出るところに、高増幅器を入れるのは、NGです。(そんなことも知らんのです...(T_T) )
ノイズが強烈に増えます。
アナログとデジタルの、アース点さえ離しておけば、OKと思ったのですが
完全に、駄目でした...
この点に関しましては、
煙突みたいな電解コンデンサーをタンタルに換え、位相補償も行った所、ノイズレベルも下がり
良好と言える位に動作致しました。
前節のA/Dから、D/Aスルーのプログラムですと
オシロの観測では
2.4V p-pの出力(H8 の)に対し、0.0287V p-p のパルス状ノイズ(サンプリング周波数のもの) だから
真数で
(S+N)/N=83.6倍
(S+N)/N=20log(2.4/0.0287)=38.45dB [で、よかったのかな...]
やっと、それらしく、なって来ました、ホッ (^_^)v
お騒がせ致しました、 m(__)m
74. 周波数変換は、どうやって?(その1)で、
128サンプル点の1KHz波形を生成した図を、載せていますが
これを、今回のものと比較しました。
スペアナの観測で、蛇の目基板では、はっきりしなかった所が
プリント基板版では、明確になっています。
これは、よかったと思います。
サンプリング周期を、 Tとすると
0次ホールドのD/Aの伝達関数は
で、表されます。
ここに、
を代入すると、0次ホールドD/Aの周波数特性が出ます。
今、仮に T=1 とすると
ですから
これを、対数表示すると
おおっ!
これと同じやっ!
ですので、プリント基板版の周波数特性が、本物の、0次ホールドの特性です。
128サンプル点の、1KHz波形のサンプリング周期は
実測で
約13.4KHzになりました。
蛇の目基板版では、私の実装技術の未熟さ故、正しく表示されなかった訳です。
ところで
0次ホールドのD/Aの伝達関数は
ですが、これの由来は、どうなんでしょう?
これを、計算エンジンMapleに逆ラプラスしてもらうと
となります。
今、仮にT=2とすると
確かに、階段状波形ですね。
由来は、はっきりわからないのですが...
0次ホールドD/Aが、正しく表示されないから、プリント基板版を作った訳ではないのですが...
ラッキーでした。
ですので、理論的に、こう表示される筈と、知っている事も大切ですね。
[ご助言を頂きました、上保OMに御礼申し上げます。]
H.15.10.5
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