DSB(搬送波抑圧振幅変調)を作ってみる

AM変調された信号g[n]は、以下の式で表されます。

MATH

m: 変調度

B: 直流分

ここで、B=0とすると、DSB波形が得られます。

[C言語によるディジタル信号処理入門 三上直樹著 CQ出版]

ここで、以下のHPより

DSP(Digital Signal Processor)によるSSBの作り方 JA1VCW OM

週刊BEACON ICOM社

ms[n]の部分で、乗算をするのではなく、符号を2回ごとに反転する(2回でなくてもよい)

と、言う方法を教わりました。

 

JA1VCW OM、ICOM社BEACON担当者殿、 諸氏に御礼申し上げます。

 

DBMは、sin波でなくても、パルスで符号反転すればよいのでしたね。

今回は、H8で、

プログラム上で、テーブルによりsin波を発生し、交互に符号を反転し

DSB波形を得ました。

プログラムの一部です。

割込みは、使っていません、ベタです。

8ビットの128ポイントのsin波形テーブルを使ってます。

MATH

sin波形の中点を127に採っていますので

符号反転は、2の補数ではなく、

中点の127x2―x[n] で、得ています。

MATH

MATH

サンプリング周波数は、

ベタで書いていますし、短いプログラムなので、155x2 KHz と言う、どでかい、ものになっていますね。

 

 

H.15.10.14

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