ようやく、それらしいものが、出てきました。
元の設計は、以下のバンドパスフィルターです。 VY TNX TO JA6UHL OM
小数点は、Q7に、採っています。
サンプリング周波数は、実測で、9.75KHzになりました。
プログラムは、
データーも入れて(31タップのBPF)、ベタで、277バイトになりました。
設計では、31タップのBPFで、帯域外がー54.8dBですが、
実際は、帯域外で、最悪ー20dB、良いところで、−60〜ー68dB位です。(最初の図)
まだまだ甘いですね...
でも、最初の一歩を経験いたしました...
一番悩んだところは、
A/D変換で、入力は正の電圧なのに、fir係数は、マイナスが出てくる所です。
A/D変換の仕様を知らないからです。
ここの所は
「入力のダイナミックレンジは、ほとんどA/Dコンバータののところで決まります。...
内部処理では、一旦それを正規化して、後の信号処理に回します。」
(DSP処理のノウハウ Design Wave 西村OM CQ出版 p.34)
に注目して、A/Dコンバータが、正規化してくれると、解釈致しました...
結局、プログラムでは、
符号付きの8ビットの積を、符号拡張して、32ビットで加算し、
Q7ですから、これも、符号付シフトを7回行いました。
最後に、127を足していますが、
これは、出力電圧を中点に持ってくる、ためのものです。
FA14ーF900 +1=64020ー63744+1=277バイト。
これで、いいと思うのですが....
まだ、SSBはできていませんので、これからです。
ガンバ!
H15.10.21
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