$\vspace{1pt}$絶対わかる!「たたみ込み」

1.前提として

離散的な式から、連続的な式への変換は、ご理解頂けたと、思います。

再掲すると

MATH

を、積分の形に直してみましょう。

MATH

-----------------------------------------------------------------------------------

そしたら、後は

MATH

の部分だけですね。

2.難しく考えないで

例で、行きましょう。

ある線形システムに、$x_{j}$を入力すると、

その影響は

0秒後(すぐに)$h_{0}$と、反応し

1秒後に$h_{1}$と、反応し

2秒後に$h_{2}$と、反応する

それから後は、反応なし

とする。

玄関のチャイムは、1回押すと、ピン、ポーンと、2回反応するみたに。

$h_{0}:$入力にすぐ反応する

$h_{1}:$1秒後の反応

$h_{2}:$2秒後の反応

そうすると、

その反応を表にします。

MATH

$x_{0}$を入力すると、

システムは、すぐに$h_{0}$と、反応します。

この影響は、

1秒後には$h_{1},$2秒後には$h_{2}$の反応が出ます。

後は、反応なし。

2秒後の反応は、

各入力に対する、システムの反応の、単純な重ね合わせ。

MATH

これは$\sum $を使って表現すると

MATH

MATHと、定めておけば、kは$\pm \infty $まで拡張できる

つまり

MATH

でけた!

私が以前、揚げた例は、ややこしすぎたわ、すまそ。