SDR(Software Defined Radio)は、楽し


HC4053 spice modelを使って、DBMの働きをする事を確認

 1.HC4053のspiceモデルで、DBMの働きを確認する

     上図は、HC4053のspiceモデルを使って、Double Balanced Modulatorの働きをする事を、確認したものです。

     spice simulatorは、です。 勿論、free versionです。

     spiceでのsimulationの回路は、以下の図です。

     

     あるいは

     

     HC4053Bのspiceモデルは、実は、SIMetrix Introには、標準で、installされていません。

     色々いじってましたら、偶然できちゃいました (^_^;;

     
2.HC4053Bのspiceモデルをinstallするには 
     
    私のリンク先の、リビエラさん家の「ベルが鳴る」に、新しいページ  標準 CMOS ロジックのトランジスターモデル が、あります。

    ここから、標準ロジックspice models をダウンロードします。 私は、HC(T)をダウンロードしました。

    この中に、hc_tnomic.cir なるファイルがあります。

    これを開きますと、.SUBCKT SWI1 なるサブサーキットが、含まれています。

   このSWI1のサブサーキットの、SWI1の名前を、HC4053 に変えて、このファイルをセーブし、

   このファイルをSIMetrix Introのcommand shellに、ドラッグアンドドロップするだけで、spice modelがinstallされます。

.SUBCKT HC4053  2  3  4  70  80  90

* INP = 2  Y = 3  Z = 4  VEE = 70  VCC = 80  GND = 90

XINP 20  25  50  60      INP2N

XLC  25  30  40  50  60  LLCN

XAS  30   3   4  40  50  SWITCH1N

L1  80  50   6.08NH

L2  70  40   6.08NH

L3  60  90   6.08NH

L4   2  20   4.28NH

C1  50  90   1.5P

C2  40  90   1.5P

C3  60  90   1.5P

C4  20  90   1.5P

C5  3   90   1.5P

C6  4   90   1.5P

.ENDS


    これだけで、何と! schematic model まで、自動的に、作ってくれました、驚き!

    実は、同じ方法で、2sc1815なんかも、探してきて、installしちゃいました。 so many thanks to CATENA

    

    皆さんも、これで楽しんで下さいね。
 
3.プログラムのAGCは、どうなった?
 
    これが、中々難しくて、ヒーヒー言って、楽しんで(苦しんで?)おりますねん。

    も少し、時間がかかりそうです。

   H.19.10.10