DirectX EmptyProjectを使う その24 新しいJyaiko 1.1


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 1.基本機能の見直し

     1. 以前のversionまでは、LPF (Low Pass Filter)を、複素周波数遷移した、複素BPF (Band Pass Filter)を、使いましたが、今回は
 
       通常のBPF (Band Pass Filter) を、使いました。これは、複素フィルタではなくて、実係数のfilterです。

     2. 入力のIQ信号を、直ぐにFFTしているのですが、このFFT結果の並びは、周波数の跳躍があります。

       これを、周波数の通りに、再配列いたしました。そうしないと、tuningの時に、一々、周波数の跳躍を、頭に入れて計算しなければならないので

       発狂しそうになります、hi。

     3. LSBとUSBで、outputの大きさが不均一になるのを、直しました。

     4. sampling周波数と、SSB,CW時の違いで、夫々を、周波数調整できるようにしました。

       同時に、dB値も、補正できるようにしました。

       尚、選択したサウンドカード、IQ信号の補正値も含めて、現在の状態は、Jyaiko.ini ファイルに、保存いたしました。

       故に、再起動の際、以前の状態は、復元されます。

       再起動の時、表示されたものと違う、サウンドカードを選択する場合、先に Select sound cardボタンを押して、サウンドカードを選択します。

       当然、再補正が必要になります。

       今、気付いたのですが、サウンドカードの種類での、IQ補正値も、保存したほうが、便利かも..... これは、次回に。

     5. CPUの使用率を、表示するようにしました。

       サウンドカードの種類によって、cpuの使用率が変わるからです。(これは、totalの cpu使用率です。)

       これを見ながら、displayの表示スピードを、 'Disp speed' sliderで、調整する事ができます。

            
               Prodigy7.1XT                                        Edirol FA-66

  
 2. dB値の直線性

     入力のdB値の直線性が、いい事に気付きました。

     実は、AF outputの値は、AGCを外しても、低レベルでは、直線性が、良くないのです。

     それで、IQ信号入力を、直ちにFFTして、この値から、powerdB値を、求めました。

     と、言う事は、

     IQ信号の入力源である、Soft66DB2も、非常にいい直線性を持った、出力をすると、言う事です、ありがたい。
 
         
 
      
 
     最後に、2信号特性の、真似事など....

     

     これは、正確ではないと、思います。

     なんせ、いい信号源を持ってないので、自作DDS SGですから、(もっと、シールドを、しっかりしないと、 信号が、じゃじゃ漏れ...)

     

     

     とにかく、今回は、SDRソフトの基本部分に、重点を置きました。

     今、バグfix しています。

     もう少しで、見ていただけると、思います。

   H.20.1.24