信号処理に入る前に、CaptureSoundの締めくくり

24KHz spanを、8倍に拡大 (JA9TTT様ご設計の 、自作 analog AF 2トーンジェネレータ)

1.どうにか、周波数軸を拡大する事が出来ました...

    上図は、16384個のサンプリングによる、8倍の周波数軸の拡大です。16384個では、16倍まで、拡大出来るのですが

2トーンの、どちらかが、隠れてしまいます。

操作は、マウスのみです。

まず、最初に画面を表示すると、full span で表示されます。

右クリック = 拡大の中心にしたい周波数付近を、右クリックします。

                 そうしますと、現在のサンプル数で、最大の周波数拡大で、表示されます。

                   拡大したい周波数が、ゼロHzに近すぎると、可能な範囲で、中心近くで、表示されます。

                    拡大し過ぎた時は、右側に、赤い「縮小」ボタンが表示されますので、これを、クリックして頂くと

            拡大は、半分に、なり、2トーンが、表示されます。

            もっと、縮小するには、続けて、「縮小(reduce)」ボタンを押します。

            Full spanに、即座に戻るには、縮小ボタンの下の、「Full span」 ボタンを押しますと、一気に戻ります。

Wheelを回す=    周波数軸は、ホイールで、左右に移動できます。

                    周波数軸の数値は、自動的に、変化していきます。

左クリック=    調べたい周波数のレベルを、確認できます。

                [=Diff =]の直ぐ下の、黄色い数値は、現在の画面で、最もレベルの大きい周波数との差 -78.6dB

                及び、その周波数差を表示しています。

                その下の、白で書かれた数値は、調べたい周波数(1500Hz)及び、その絶対値(3μVrms)を表します。

dB補正=    Full spanの時、「correctdB」ボタンが、「縮小」ボタンの位置に、表示されます。

            これを、クリックしますと

            「correctdB」ボタンが、赤色(tomato)に変わり、2KHz -20dBの、sin波のspectrumが表示されます。

            今、この2KHzは、-19.7dBと、表示されていますので、右側の「dB adjust」で、補正して頂きたいのです。

            これで、大体合っているのではないかと、思ってます。100mVrmsの校正は、自信ありません。

            尚、「dB adjust」の補正値は、保存されます。その他にも、保存されるものが、少しあります。(この辺は、使い込みながら、加えて

            いくつもりで、おります)

            なんせ、校正されていない測定器(MS8606A)の出力を、頼りにしておりますので...

            電気業界にない、私には、これでも、もったいないくらいの測定器です(例によって、オークションで手に入れたんよ ♪ ルンルン)

2. 最大分解能は?

    周波数軸の拡大は、64倍位です。full span = 375Hz位 です。

    (それにしても、1frame/sec は、ちょっと寂しいすね、とほほ。)

    これを、12等分していますから、31.25Hz/dev位ですね。 40Hzの差を見て見ましょう。

    理論値は、980Hz と、1020Hzです。

                                                        Haninng窓

 

                                                    Blackman-Harris窓

 

                                                    6Hzの差を、見て見た

動作が、不安定になる時が、ありますので、その時は、画面右下の、赤い「Reset]ボタンを押してください。

尚、normは、現在の所、Full spanで、toPeakボタンを押してない時だけ、有効ですが、

同一 FFTポイント数の場合、norm値は、保存されていて、いつでも、復元できます。

normする時は、DUT(Device Under Test)の電源を、切って下さい。コードの接続は、保って下さい。

3. 皆様に、試してみて頂けるのか?

   VisualC#に、プログラムの発行wizardが、あるのですが、試しに、DirectX9.0も、何も、全く入っていないPCに

    installした所、全く、起動できませんでした。

    残念ながら、VisualC#2005 Express edition 以上、及び、DirectX9.0SDK (runtimeでは、なくて、SDKそのもの)が

    ないと、installできませんでした、ごめんなさい。

    そんで、C#の project files そのものを、zip したものを、ここに、置いておきます。

H.18.10/30 最新版をzipしました、これなら動くと思います、よろしくお願いします。)

    ご自由に、改変していただいて、もちろん、構いません、よろしく、お願いします。

    buildできない等、ございましたら、ご一報下さい。

注意:Visual C# EXpress 以外、例えば、Visual Studio Standard版では、buildできませんでした。
       
        You may not be able to build this solution except ViusalC#2005 EXPRESS , in this case,  'sound_analysis_origin1.exe' in Relaease directory is still executable.

    以下のフォルダ内の、sound_analysis_origin1.exe is executable です。( You need VisualC#2005 & DirectX9.0SDK installed )

       sound_analysis_origin1  --- bin --- Relaease --- sound_analysis_origin1.exe  

    さあ、次回から、いよいよ、念願の、信号処理を、調べて見たいと、思っております。

H.18.10.3