カレントミラー回路の続きです。
原理を調べてみました。
計算のため、Q1,2の電流制限抵抗を取り除いて考えます。
Q1とQ2は特性が揃っている事が必要です。
Q1のコレクタに入っている負荷R3に流れる電流Irefは
Iref =(V1 - 0.6)/ R3
で表されます(一定値)。
一方、図より、Q1のエミッタ接地電流増幅率 hFE=βとおくと
Iref = Ib + βIb
だから変形して
Iref =(1 + β)Ib
ですから
Ib = Iref / (1 + β)。
又、Q2について
Ic = βIb
ですから、先ほどのIbを代入しますと
Ic = βIb = β * Iref / (1 +β) = Iref /( 1 / β + 1)
となりますから、βが十分大きければ
Ic = Iref
と、なります。
こうやって計算致しました。
これでいいと思うんですが…