ΔΣ-ADC実験編 その24 DCMを使う
7142KHzと7000KHzの簡易的な積(OUT::142KHz)
  
  
      1.Xilinx社のDCM( Digital 
      Clock Manager 
      )を使う 
    前節では、Spartan3ANスターターキットの、50MHz クリスタル発振器出力を、手動で1/8分周しました。
    今回は、DCMを利用して、50MHZを、1/7分周しました。
 
    DCMを使うと、7142KHzを得る事ができました。
    特性は、1/8分周した時と同じ、110dBCの局発信号を得る事ができました。
    前節で構想を練った時のように、
    2回局発信号を掛けて、SSBを受信する事が、できますが
    1/8分周での局発により、7000KHzの1bit信号の周波数は、850KHzに変換されます。
    850KHzの信号では、後の処理が、し辛いので、1/7分周出力を、局発信号とする事に、しました。
2.ΔΣ-ADCが、未調整でした
    Spartan3ANスターターキットに換えてから、 自作の、bandpass 1bit ΔΣ-ADCの調整が、まだ、済んでいませんでした 、汗   
      (-_-;;
    で、調整しました。
 
                10MHzまでを観測                                  7MHzのアマチュアバンド幅、200KHzのスパンの観測 (中心周波数は、勿論、可変できます)
    そして、50MHzの1/7分周である局発信号(7142KHz)と、入力信号(7000KHz)の簡易的な積を、観察しました。
   
                   冒頭の図と同じ                                                     0Hzから1MHzまでの出力
    そして
    入力信号を-20DB,-30dBと、減衰して入力しても、
    1bit信号同士の簡易的な積の1bit出力での、ノイズレベルは、変化しませんでした。
    前節での1bit出力のノイズレベルが、低いのは、
    bandpass 1bit ΔΣ-ADCの未調整が原因でした、お詫びします。
3.今回のHDL記述です
    そして、
    constraints 
      fileは
 と、しました。
H.22.11.21