前々節の例2.を用いて、計算してみましょう。
計算の基礎になる式は、EQUATION 8-4(Stevenさんの本、第8章)です。
これと、例2.の複素数を使った計算結果を比べると
これは、を夫々、N=8で割ってやれば、計算結果は一致します。
Stevenさんは、説明してくれています。
'The difference occurs
because the frequency domain is defined as a spectral density.'
等々。(*Steven 'The Scientist and Engineer's Guide to Digital Signal Processing' 16/28ページ chapter 8)
そもそも、EQUATION 8-4は、何をしているのでしょう?
'In words, each sample in the frequency domain is found by multiplying the time
domain signal by the sine or cosine wave being looked for, and adding the
resulting points.'(*Steven 同)
例えば、k=1(周波数が1Hz)として
ですが、これは
元々の、タイムドメインの各要素に、basis function の各要素、を、サンプリング数分だけ、
順番に掛け合わせて、総和を取ったものです。
この操作は、correlation と言うのだそうです。(又、訳のわからないのが出てきたワン...)
convolutionと、よく似ていますが...
correlation については、(*Steven 14/18ページ chapter 7 The Scientist and Engineer's Guide to Digital Signal Processing') 。
ちょっと、読んでみると、レーダーシステムに使われているようです。
'...trying to detect the target signal...Using correlation to detect a known waveform...matched filtering(chapter 17)' (*Steven 同 chater 7 page 18 )
が、keywordです。興味は、あります。
convolutionが
. a[n] * b[n] = c [n]
なら、correlationは
a[n] * b[−n] = c [n]
だそうです。
そう言えば、convolutionは、肺[k]h[n-k] で、逆に掛けてるなあ...
(今は、深入りせんとこ...)
結局、Periodic-Discreteな DFTは、correlation操作 を行っているようです。
'If someone asks you what you are doing, say with confidence:
"I am correlating the input signal with each basis function."'
(*Steven 18/28ページ chapter 8 同 )
「うーむ。 何か知らんけど、グレートな気分。」
H15.7.01
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