2SC1815 3 Parallel PushPull +Level meter
0. 2SC1906 3Parallel Push Pull も試す
2SC1906 2SC1815
確かに、ゲインの対周波数特性は、向上します。
しかし、高調波が増えます。
こら、あかんわ...
周波数特性が平坦、言う事は、高調波も、増える言うことやったんや....納得。(これは、間違いやな....別物)
従って、没。
2SC1815に戻しました。
電流を多く流せば、高調波が減る訳ではない
Trに流す電流は、その、丁度、いいポジションが、あるようです。
不思議な事に、120mAも流したのに、基本波の出力は減るし、高調波も大きくなるし....
結局、最大出力(1MHz付近)でも、120mAを超えない所に、設定しました。(30分連続出力でも、フリーズしません。)
これで、アイドリング電流は、45mA程度でした。
とにかく、7MHzでも、5Vp-p出るから、満足です。
(Level meterも付けて、Filterなしです。)
オシロも、ちゃんと、50Ωで、受けておりますので、ご安心の程。
追加記事、ここまで。
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1. 3 Parallel にする。
理由は、素子、1個当たりの電流に、余裕を持たせるためです。
ちょっとは、熱発散の、助けになるかも、と、
お菓子の蓋を切って、放熱用シリコンで、固めました、なはは。
そうそう、ダイオードを、Trと、熱結合させるのを、忘れとりました、大失態。
ダイオードを熱結合させる理由は、以下に拠ります。
拙作、10.spice(SwitcherCADV フリー)を使ってみるから、引用。
ダイオードは、電圧が一定なら、温度が上がると、電流が増加するので、
もし、電源と、ダイオードの間に、抵抗が存在すれば
電流が増加すると、ダイオードにかかる電圧が、下がる。すると、ダイオードに流れる電流が減少 → 抵抗のために、電圧増加。
こんな調子で、熱平衡がとれた電圧に、落ち着く。(逆書いておった、.....、スマソ)
斯様に、大ウソ書いとりますから、信用しないで下さいね...とほほ。
これを使って
V(out)の電圧は、ダイオードの温度上昇に従って、電圧が、下がります。
その結果、Trのベースバイアス電圧が、下がり、Trのコレクタ電流も、減少します。
これが、ダイオードと、Trを熱結合する理由です。
なんせ、Trが、大きく発熱するほど、電流を流したことが、ないもんで、、すっかり、忘れとった....(^_^;;
2.DDS出力のレベルを、一定にするには
前節でも、書きましたように、製作したリニアアンプは、ゲインの、対周波数特性は、一定では、ありません。
それで、以下の回路で、DDS出力のレベルを監視できるように、メーターを、くっ付けました。
DDSとの、結合部分は、Cでなくて、500Ωの抵抗で、DDSの出力の一部を、取り出しました。
R2が、メーターです。(テスターで、測ると、400Ω付近だった)
理由は、
Cで、取り出すと、DDS出力の高調波のレベルが、増えてしまったからです。(18pFでは、大きすぎるんやろか?)
ここを、抵抗で取り出すと、DDS出力が、乱れません。(いや、乱れが少ない)
後ほど、1S1588代替品を、ショットキーダイオード1SS97に、変更。
従って、結合抵抗を1KΩに変えた。
(これで、50Ω:1KΩ=1:20と、なり、出力の減少を抑えられるし、ダイオードの影響も軽減できた。あんまし、変わらんかったけど)
更に、考えてみると、AD変換すれば、LCDに、数字で表示できる事に、気づいたけんどね....(更に、AD8307を、使う手もある...超豪華絢爛)
もう一個、マイクロプロセッサが、要るねん...大げさすぎる....その内にね..... どうも、無計画は、いかん。.
現状で行くと、(1KΩ 1SS97 )
full scale 23dBmにすると、10dBm目盛りが、丁度、1の所になる。
23dBmを超える部分は、今回は、手動で、分流します。
この時のメーターの読みを、1の所に、あわせました。
こうすると、メーターのフルスケールで、18dBm位に、なります。
このメーターは、10年位前、捨ててあったFMチューナーに付いていたものを、拾っておいたのです、やっと、役に立ったわ。
(この、チューナーは、糸掛け式ダイアルでした)
メーターのレベルを、この辺りにしたのは
この辺のDDS出力が、最も多用するところだと、思ったからです。
この後、10dB等の、アッテネータを入れてやれば、大体、いつも、一定出力にできるからです。
20dBmを超える出力の時、メーターが壊れますから、電源ON時は、リレーを使って、
NC(ノーマルクローズ)で、アンプ入力に、10dB位の、アッテネータを入れようと、思っております。
(3dBアッテネータは、固定で、挿入してある)
そんでも、リレーをONに、機械的スイッチで、設定するから、この事を忘れそう、困った。
DDSコントロ−ルに、R8C/15を使ってますが、なんせ端子が、足りないもんで、
本来なら、DDSコントロールで、自動で、リレーをON,OFFするのですが.....なんか、ええ方法ないかな....
何MHZから、DDS出力が、18dBmを超えるか、予め測っておいて
if ( (freq <= 18MHz) || (freq >= 300KHz) ) relay = ON ;
else relay = OFF ;
なんて、できるのに.....( これは、せこい方法ですね )
H18.1.23