再び、信号の複素化による周波数変換

 

1.GDBスタブが動くようになったので、信号の複素化による周波数変換を再開

 

実験結果が、よくないのですが、今までの経過を書きます。

原因が、まだ、解っていません。

プログラムは、ここです。

 

まず、サンプリング周波数を測っておいて、これに合わせて、hilbert変換器フィルタを作成します。

次数は80です。

MATH

次に、漸化式によるsin波を、確認します。

MATH

そして、AD変換器から取り込んだ信号(1.5KHz)と、その虚部も確認します。

MATH

電圧のレベルは10倍するのですが、比較のために、同じレベルで見ています。

今の場合、

漸化式によるsin波の振幅の、ほぼ半分が、AD変換器から取り込んだ入力信号の大きさです。

尚、DA変換器(HA19505)の変換速度は、

今まで、プログラムの中で、与えていましたが、

苦しくなってきたので、新たに、24MHZの発振器を、外付けしました。

DA変換器のクロックが24MHzになった訳です。

2.実験結果が、芳しくない...

 

入力信号1.5KHz、漸化式によるsin波は約1KHzなのですが

スペアナの結果をみると

入力信号とsin波の和の周波数2.5KHzの他に

入力信号とsin波の差の周波数成分、約500Hzが、大きなレベルで現われます。(入力信号に対し -10dBm位)

プログラムの設定は、和の周波数成分を出力するようにしています。

 

??? これは、何でや ???

 

入力信号の振幅が、漸化式方式sin波の振幅の半分なのが、あかんのやろか?

今、色々やっている所ですねん...

H.16.3.5

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