FETソースフォロアでプローブ その2

1.2SK241Yの2パラ

TGに、BNCのT字分岐を繋ぎ、50Ω終端の電圧をネットアナで観測いたしました。

入力は、アッテネータを通し、-20dBmです。(以降、同じ)

 

理屈では、出力インピーダンスがマッチすれば、-12dBm減衰して、-32dBになるはずですが、

実際には、ありがたい事に、-28.7dBでした。(出力インピーダンスのミスマッチのお陰?)

その理屈とは

例えば、ソースの抵抗を、330Ω付近にすると、出力インピーダンスは50Ωになります。

その時の出力の大きさは

大体、12dB位になります。

ソース抵抗を330Ωにすると、出力インピーダンスは、マッチするのですが

動作点が、Vgs>0になります。

 

2.2次高調波が大きくでる問題は?

    少しは改善されましたが、

残念な事に、40dBで頭打ちのようです。

実際の観測でも、そうなりました。

実測は

    DDS SGの10MHz出力を、T字分岐して、その時の電圧を観測しました。

以下は、SGと、スペアナを直結して、観測したものです。

原発振と2次高調波の差は、-64dBあります。

次に

SGに、50Ωの負荷を繋ぎ、T字分岐して、その時の電圧を測ったものです。

ご覧のように、原発振と、2次高調波の差は、40dB位しか、ありません。

3次以下は、気にならない程度です。

 

確か、アンプで、偶数時の高調波を打ち消すような回路が、あったような気が.

ダブルバランストミキサーみたいな....

うーん、皆目解らん...

勉強不足なり...

 

H.16.11.8

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