「関数f(t)とをかけて積分すると、二つの関数が似ていれば絶対値が
大きな値、似ていなければ小さな値をとりますので、二つの関数の類似の
程度を調べることであると言えます。したがって角速度wで回転する関数
にどれだけf(t)が似ているか、言いかえれば、f(t)にwで回転する成分が
どれだけ含まれているかを評価する評価関数であると言えます。
また、wが負の値に関しては、定義された方向と逆方向の回転と考えれば
むりなく意味づけできます。...」
(「やさしいフーリエ変換松尾博先生森北出版p.5」)
うーむ、そう言うことなんですか...意味深い...
ラプラス変換
フーリエ変換
「...ここでラプラス変換のとを複素平面で描けば図13-1のようになります。
したがって、ラプラス変換は渦との内積をとることであり、フーリエ変換は、円との
内積をとることです。以上の理由から、"フーリエ変換は変換されたF(w)"は
周波数としての意味をもちますが、"ラプラス変換されたF(s)"は物理的な意味を
もちません。
これを確かめるために...」
(「工学のためのフーリエ変換松尾博先生森北出版p.100」)
やはり、明快にして、含蓄ある、お言葉ですね...
是非、皆様もご一読下さい...
フーリエ変換の意味も、少しだけ、解ってきました。
次は、DFT(Discrete Fourier Transform)、FFT(Fast Fourier Transform)も
そう、遠くはありませんよね。
でも、取り敢えず、お仕舞にして
以前作りかけた、受信機に、戻ってみたいと思います。
中間周波増幅を、まだ、作ってなかったし。
前述しましたように、ハードディスクが壊れましたので
自分のホームページを辿って行きます。
もう、大分、忘れとるねんわ....(^_^;;
116. FETソースフォロアでプローブ(番外編)で、作りましたプローブ
なかなか、いけます。
SH7047Fを使って、作ったサイン波(漸化式方式)を観測して見ましたら
60dBの差を、拾えてますよね。
この底は、このスペアナの、この周波数に於ける、ほぼ、ノイズフロアです。
比較として
オシロ用の10:1プローブ+1MΩ入力端子に繋いだスペアナ(TR4171)での観測
殆ど、特性が、変わりませんね、うれしいな。
このFETプローブを使うには、注意点がありまして
です。
この事を忘れて、直結しますと、無負荷で観測することに、なりますから
悲惨です、この通り。
よけいな、周波数成分が目立ってきています。
H17.3.11