今回も、Nuherts 社のFilter Free3.0のお世話になります。
周波数表示はrad(ラジアン)にて行います。
見やすくするために、PassBand Freq.(-3dB)は1radにします。
信号源は、50のresistanceを持ち、負荷も同値とします。
フィルタはButterworth特性。
周波数軸のスケールもラジアンとします。
負荷は、抵抗とコンデンサの並列ですから
負荷
回路の伝達関数は
(1)
今回のPole zero Plotsでは、poleが2つです。
このpoleは、虚数部を持ち、互いに共役な点です。
原点からの距離は、共に1となり、
このpoleは、原点を中心に半径1の円上にあります。
その円が、虚軸(j)と交わる点が,CuttOff周波数(-3dBの減衰点)になります。
伝達関数(1)式は
でした。
今、
と仮定すると
となります。
一般に、
ノーマライズされた、n次のButterworth特性のフィルターの周波数特性は
(2)
と表せ、この時のk番目のpoleの位置は
k
と表されるそうです。
では、やってみましょう。
今、次数はn=2ですから
1番目のpole位置 ()
2番目のpoleの位置 ()
となり、実は、シミュレーションのpole-zero plotsと同じになってます。
従って、伝達関数も同じになると思われます。
と、同じになりました。
ノーマライズが、私の宿題に残りました。
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