Lattice社の新しい統合開発環境 Lattice Diamond



 1.ispLEVER -> Diamond

    いつのまにか、

    Lattice社の統合開発環境、Diamondが発表されていました、知らなんだ....

        http://www.latticesemi.co.jp/products/designsoftware/diamond/downloads.cfm?source=sidebar

バージョン サイズ
Windows版Diamond Windows用Lattice Diamondインストーラ(XP, Vista 32-bit, 7 32-bit & 64-bit)
1.0
1.53GB
Linux版Diamond Linux用Lattice Diamondインストーラ(RHEL 3,4,5; Novell SUSE 10SP1, 11)
1.0
1.49GB

    WindowsXP,Vista (32bit),Windows7( 32bit &64bit) に対応だそうです。安心ですね。

snapshot






    色々な機能が充実しています。

    ただ、Diamond の installer のdowloadに、 私は、3時間半、かかりました。

2.困った事は

    Active-HDL 8.2 Lattice Editionも、含まれているのですが、

    Functional simulation が、できません。



    これは、IPExpressで生成した lpcファイルを含んでいるからです。

   
3.どうやって Functional simulation するか?

    まず、menuのToolsをクリック。


    このWizardを開きます。







    Post-Map, Post-Routeも、build後は、作動します。





    これでWizardは終わり、Active-HDLが、走ります。

    一見、正常に終わります。

    しかし、一旦、simulateを開始すると、Errorが出ます。



    これは、以前(ispLEVER)でも、経験しました。 

    PUR,GSR です。

   これに関する資料は

    http://www.latticesemi.com/documents/howto_gsr_pur_tsall_72.pdf

    に、あります。

    ただし、今回は、形が少し、変わっています。

    こんな時は、

    PUR,GSRに関する、以前のおまじない文と似たような文を、

    Top level のfileに、付け加えます。
 
///////////////////////////////////////////////////
 PUR            PUR_INST (.PUR (RST_PULSE));
 defparam    PUR_INST.RST_PULSE = 10;  
 GSR            GSR_INST (.GSR (GSRNET));    
//////////////////////////////////////////////////
    「こう書いたら動いた」と、言うだけで、

    推測して、書いただけなので、他に、もっとよい方法があると、思います。

    

    save->compile->start simulation

    で、
  
    これで、OK、

     Functional simulation が、作動しました。



    以降は、Active-HDLのアイコンをクリックすれば、

    いつでも、Functional simulationが開始されます、めでたし。

H.22.8.17