MAXUPLD入門 その13 水晶発振器の換装は、トラブルの原因
1bit信号同士の積は、更に、きれいになった( 30KHz x 100KHz sin
wave)
元の30KHzと100KHzの信号は、出力の66dB以下になった。
1.verilogHDL記述で、動くものと、動かないものが出現
いやはや、参りましたわ。
1bit信号同士の積を、verilogHDLで記述したものが、うまく作動しなくなりました。
なんじゃ、こりは.........唖然
1信号のみの場合は、前節で見ていただいたように、水晶発振器を換装しても、順調に動いていました。
クロックを、2倍の速さにする事は、
回路に多大な影響を与えるようです......そんな事も知らずに、換装してしまいました。
特に、ノイズの発生が著しいようです。
MAXU自体は、クロックが300MHzでも作動する模様です。
で、1信号の発生から、全部洗い直ししました。
原理に忠実な、ΔΣ変調回路を考えましたが、これは、ノイズの発生源みたいなものでした。全く駄目、グスン。
2.新しい回路は
見かけは、前節の、verilogHDL記述と似ています。
一つ一つのパーツを、検証して、ノイズを極力抑えた(つもりの)回路を、再編しました。
とにかく、simpleが一番。 回路の記述が短いほど、よいものが出来るようです。
まだ、1000
logic cellsも、残ってるで。殆どsin波のromやんか。
お陰をもちまして、更にノイズの少ない、1bit信号同士の積を得る事ができました。
「ひょうたんから駒」、「災い転じて福となす」。 それそれ、それやがな
(^_^;;
しっかし、1次ΔΣ変調で、その効果を、垣間見る事ができたのですが、
メーカーさんは、7次ΔΣ変調回路を作っておられる様子。
きっと、とてつもない性能なんでしょうね.......凄い! 尊敬します。
H21.4.23