MaxUPLD入門 その8 ΔΣ変調を知りたい....


1組の信号(100KHz & 110KHz) の PDM後の合成 (160KHz成分は、何やろ?)
 
1.PDM ( Pulse Denstiy Modulation ) 後の2信号の和


    
    PDM後に信号を合成すると、LE(ロジックエレメント)の消費が少なくて、有り難いんです。
    

    基本クロックの周波数も、ぐっと、よくなります。
    
    
    

    PDM後の2信号の和は、わかる気がします。

        verilogHDLによるプログラムは、こんな感じです。

    

        「わかるVerilogHDL 入門 木村先生 CQ出版」の本、すごくいい本なんですが、
  
    まだ、必要に迫られてないもんで、半分位しか、読んでないんです、ごめんなさい m(_ _)m

2.問題は、PDM後の2信号の積や.... 

    貴重なΔΣ変調の部屋を読ませていただいてます、御礼。

    そもそも、ΔΣ変調の量子化は、1と、−1 らしいです。

    方や、コンピュータによるプログラミングでは、1bitで表現できるのは、0 と 1 なんです。

    2信号の和やったら、0と1 で問題ないんですが、積となると

    -1x-1=1 に、ならなあかんのに、

    0x0 = 0 となって、あかんのです。

    頭痛いわ.....

    ΔΣ変調の原型は、Δ変調らしい事が解ってきました。(これも、資料が少ない。 デルタ変調、ありがとうございます。)

 3.Δ変調をsimulateする

    とにかく、1と -1を出力せなあかんので、出力は 2bitと、しました。

    

    Δ変調では、入力が一定では、具合が悪いです。
    
    
    出力が途切れます。

    通常のsin波のデータで観測すると
    

    まあ、普通です。

    で、この出力yを展開してみますと
    

     うーむ、 2bitで signed表現した時、1と -1では、 最下位ビットは、常に 1です...... 要らんやんか。

    と言う事は、1と -1 を、とらなくても

    1bitで積をとる場合は、

    0 と 1で代用し、

    常数倍Xする場合、 1 の時は Xを出力して、 0の時は -Xを出力するようにプログラムすれば、ええんやろか....

    そんな気がしてきました。

H.21.3.18