ΔΣーADC実験編 その6 Fir filterが出来ましたが...


Q出力を、Fir filter (75taps)に通した(修正版)

Fir filterを通す前のQ出力


Fir filter通過後の、7MHzの信号を拡大

結局、ノイズレベルとの差は、fir filterに全面的に依存する事が、解った。
実験し直したら、そうでは、なかった、ゴメン

で、設計は、以下の通り


 1.Fir filterを通しましたが、厳しい

    何が厳しいか、と言いますと

    56.8MHzでサンプリングした時、時間的余裕が無いのです。

    1サンプル後、次にサンプリングするまでの間(t=1/56MHz 17.6nS)に、75回の和を求めなければなりません。(積和ではありません)


    75tapsで、ぎりぎりです。

    FPGAのリソースは、余裕があります。


    verilogHDLでの記述は、もう、ベタ書きです。

    always文の中で、 for文を使ったのですが、

    simulationでも、何故か、作動しませんでした (-_-)

    入力は1bitなので、当然 その値は 0 or 1 ですから

    firとのconvolutionは、和だけで、OK。 らくちんです。




    myADC_fir.v.txt
 
    しかし、

    75tapsのfir filterで、リソースを、沢山使うのに、抵抗があります。

    勿体無いですね.... 

    この際、Iir filterを調べてみたいです。




    尚、Fir filter の設計は、西村芳一先生( JA6UHL ) のFir設計TOOLを使わせていただきました、tnx

    (WindowsXPで作動します)

    石川高専の山田先生の研究室でも、設計していただけます、御礼 m(_ _)m



H.22.5.30