MAXUPLD入門 その7 2組の解析信号を作る


100KHzと110KHzのIQ信号の和: すぐ横は第2高調波の名残り? (16bit sin波データ)

 1.2組の解析信号を作る

    100KHzと、110KHzのsin波を、1本の信号線で出力可能です。



    でも、ちょっと出力レベルが落ちます。

    勿論、I/Oを4本用意すれば、2組のIQ信号を出力できます。

    simulationでは、2組のIQ信号の差、10KHzを出力しています。





    ロジックエレメントの消費も、大分多くなってきましたが、まだ、大丈夫 (^_^)




    うーむ、沢山計算してもらっていますので、最悪で22MHz相当のクロックに、なります。

    と、言う事は、サンプリング周波数が22MHzを、越えてはいけないと言う事でしょうか......

    尚、信号処理を始めましたので、sin波データも signed を使っています。

    PDM(パルス密度変調)の時に、unsigned に、信号を変換しています。

 2.高調波について

    冒頭では、210KHzの出力を見ていただきましたが、

    10KHzの出力では、残念ながら、高調波が目立ちます。(1次ローパスフィルタのcutoffは140KHz位)


                          これは、元々のromの値を、目一杯にとり過ぎました。                  こちらは、romの上下限の値を90%と、控え目にした時で、高調波は軽減されました。

    romの上下限を90%に抑える事により、1信号出力も、より、きれいになりました。



    高調波の除去については、

    高調波の無いシグナル (  harmonics free signal  )   にて、既に、発表いたしました。どなたかに、このアイデアを買って頂きたいです。.

    要は、

    サウンドカードから、単信号を入力します。例えば 11KHzのsin波を入力すると、

    高調波があったとしても、それは、22KHzからです。

    で、その 11KHzの信号を マイナス 9KHzだけ、複素周波数変移すれば、出力は2KHzです。

    方や、11KHzの第2高調波 22KHz  -> 13KHz に、なりますから

    2KHzの高調波、4,6,8KHz等を除去するよりも、はるかに楽に、高調波を除去できます。

    
    
              これは、SSB信号(USB)として、出力した一例です。
 3.その他

    mega function なるものが、QuartusUに付属します。



    此れも、利用してみたいと、思っています。467lutって、何LE?

    それと、

    1bitの積も、やってみたいですが、難しいかも.....(和は、or を使って、できました。)

H.21.3.12  ← おおっ! 明日は、私の誕生日でした。 早くも、齢 61か.....吉永小百合ちゃんの、丁度、2年遅れなんよ。